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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年12月17日

実銃 Rockriver Arms製ベース''M4カービン'' を射撃。ビデオと解説。

米国では、どんな銃でもセミオートならば所持が出来るわけではなく、16インチを下回るバレルのライフルをSBR ''Short Barrelled Rifle''と規定し連邦法にてその規制と統制が行われている。SBR所持にはフルオート銃やサイレンサーなどと同様、厳重な審査と登録が必要で200ドルの費用も発生する。ライフルの定義とは、肩付けができるストックを備えておりなおかつ9インチ以上のバレルを備えていることである。口径や使用弾は関係ない。前回のビデオではフルオートのH&K MP5A3を紹介したが、民間向けセミオート版のMP5であるHK94は、この法律上『ライフル』であるので16インチのバレルを装備せねばならず、原型のMP5サブマシンガンのイメージを大きく逸脱している上に値段も高いH&Kの高級品であったために、短命に消えた。92'年の米軍採用より一斉を風靡し、もはや説明の必要もないほどな存在であるU.S. M4カービンライフルは14.5インチのバレルである、これをそのまま民間用に搭載するとSBRになってしまうため、各社が''民間用M4''として販売するAR15系カービン各種には、16インチの『ビミョーに』延長されたバレルがついてくる。今回のビデオのRockriver Arms社製もその例外ではない。



価格はブラックフライデーセールでも700ドル強ほどだった、決して安くはない値段設定だが、ARを買うということは、ほぼ無限の拡張性を持つローワーレシーバーを買うということで、安物も中古も沢山あるが、拡張性ゆえに長く使うものにはある程度質の良いものを選んで間違いはないはずだ。
ビデオのものも、セオリーどおりいろいろ継ぎ足しが止まらず購入時の原型は既にほとんどとどめていない。個人的には、フルサイズのレトロARビルドがトレンドだと解っているのだが、、、


実銃H&K MP5A2のフルオート射撃レビューはこちら(おまけ=H&K USP)>>> http://thedoorkickerz.militaryblog.jp/e499995.html